私の車窓から

坊っちゃん列車

乗り込んでみるとマッチ箱のような汽車だ。ごろごろと五分ばかり動いたと思ったら、もう降りなければならない。道理で切符が安いと思った。たった三銭である。

百年前、夏目漱石が乗って小説『坊っちゃん』に書いた列車がまだ走っています*1。運賃は三銭ではなく300円です。*2

*1:うそです。ディーゼルです。

*2:普通の市内電車は150円です。