祭りのあと

毎年8月の3日・4日は
花火大会と決まっていて
小学生の頃は
花火の翌朝に奉仕作業で
堤防に散らかされた
屋台のゴミや
河原に落下した
花火の割れた玉の屑を
拾って掃除したものでした。

小学生が掃除を喜んでするはずもないのですが、
この花火屑拾いにはちょっとした楽しみもあったのです。
というのもところどころに上空で爆発した際に着火しそこなった
黒いパチンコ玉ほどの火薬が落ちていて、それを拾い集めては
こっそり持ち帰ってお宝にしたのです。

焚き火に投げ込んだりして遊んではいけません。
ええ、いけませんとも。