椿まつり

お忍びの渡御

椿まつりの中日の夜には祭神を神輿に乗せて隣の地区の金刀比羅神社まで
渡っていく『お忍びの渡御(とぎょ)』が行われます。
神輿が境内を出るまで一言も喋ってはいけないことになっています。


神輿には赤い布が掛けられ、舁き夫は白い布で口を覆っています。

楼門を出ると覆いが取られ神輿の上に鳳凰の飾りを載せたら
威勢よく掛け声を掛けて参道に繰り出します。



氏子が多いので神輿の当番地区は11年に一度しか回ってきません。
今年は西石井が当番のようです。


夜になっても途切れない参道の人混みの中を神輿は進みます。


国道に出て参道を外れると人並みも途切れ、静かな住宅街の中を進みます。



道沿いに篝火が焚かれて神輿を迎えます。


お旅所のある金刀比羅神社は住宅街の中の小さな神社です。
神輿を迎え神事が行われます。



神事の間、舁き夫は休憩しおにぎりを食べたりお酒を振舞われたりしますが
飲み過ぎると帰りの神輿がやたら蛇行するのはよくあること。