トイレの本

申し訳ないけれど我が家ではダカーポをトイレの本と呼んでいた。
A5版の小さなサイズと、月に2回の発行ペースと
あわてて読む必要のないニュースの検証記事が
トイレに置いてちょこちょこ読むのにちょうど良かったのだ。
二週間で隅々まで何度も読みつくした頃に次が出るのもいいタイミングだった。
ダカーポ休刊の後、トイレの本には週刊文春がその座に着いたが
B5サイズで速報性の記事が多く一週間で読みつくさねばならないため
用が終わっても本を読むために座り続けたりすることも多い。
そんなわけで私はダカーポの復刊を今でも望んでいるのだ。