ジュリ〜〜〜ッ!!

沢田研二コンサート

ロイヤル・ストレート・フラッシュ

地元のチケットセンターのネット会員になってから
コンサートの情報が定期的に送られてくる。
時々はチケットプレゼントのメールが送られてきて、
たまに当たる事がある。
今回、ジュリーのコンサートのチケットが当たった*1ので、奥さんと二人で行ってきました。


正直、久しぶりのコンサートツアーということで
「懐メロ」になったジュリーを聴く事に抵抗もありました。
昔のヒット曲をもったいぶって歌う歌手は悲しいものです。

でも、
沢田研二はバリバリ現役ヴォーカリストでした。
うれしかったです。

40過ぎの私たちを最若年層として、その上の世代の方たち、
そして最前列の一団には明らかにホームの外出許可をもらって出掛けてきた
『ご老人』呼んでも差し支えない*2グループも!


何かの本で『日本には成熟した大人の文化がない』と
いわれていたのを思い出した。
フランク・シナトラが生涯人気を博したように、
シルヴィ・バルタンがいつまでアイドルであるように、若者に迎合する必要のない
『大人の歌』が日本にもあっていいはずだ。
ジュリーにはそんな大人の歌をこれからも歌って欲しい。


ただ、バックバンドのベースのいない編成とバラードが下手なドラムの腕は
どうにかならなかっただろうか。
ジュリーには『井上堯之バンド』のカッコイイ演奏が
印象に残りすぎているだけに残念だ。

*1:2階席の数百人は全部無料招待ではなかろうか?

*2:市民会館の医務室には除細動器が準備されていただろうか?