小人閑居して過食をなす

一人の夕食なので普段食べないものを食べようと
仕事中に一生懸命メニューを考えていた。
ふと焼き鮎なんていいな、と思ったとたん心はすでに焼き鮎。
ヒレに塩をするかアルミで包むかとか、骨抜きをしやすくするための
骨切りの方法とか考えながら心は100%焼き鮎!

ところが、現実は無常なもので帰宅時間には近所のスーパーに鮎は無し。
行き場を失ったほとばしる熱いパトスは見境無く他の惣菜へ向う。